明けましておめでとうございます。
今年も一年、Recopediaをよろしくお願いいたします。
昨年は元日から能登半島の地震に始まり、翌日には羽田空港の事故など、年明け早々から大変なことが起きていました。
日本だけではなく、世界に目を移しても戦争/紛争が起きており、平和な世界っていうものからは少し離れていたようにも感じています。
今年2025年は、それらがことが全て解決するということはないかもしれませんが、少しでも良い方向に向いてくれることを祈念して、この一曲から行きたいと思います。
We Are The World
USA For AFRICA
1985年
USA for AFRICAって
あまりにも有名なので、今更ながらここで一から紹介する必要はないと思うんですが、アメリカの有名なアーティストが一堂に会したチャリティープロジェクトなんです。
名前のUSAは、アメリカの略称であるUSAの他に『United Support of Artists』のイニシャルからも取られたダブル・ミーニングなんです。
参加メンバー (50音順)
- アル・ジャロウ
- ウィリー・ネルソン
- ウェイロン・ジェニングス
- キム・カーンズ
- クインシー・ジョーンズ
- ケニー・ロギンス
- ケニー・ロジャース
- ジェフリー・オズボーン
- ジェームス・イングラム
- ジャッキー・ジャクソン
- シンディ・ローパー
- シーラ・E
- スティーヴィー・ワンダー
- スティーヴ・ペリー
- スモーキー・ロビンソン
- ダイアナ・ロス
- ダリル・ホール & ジョン・オーツ
- ダン・エイクロイド
- ディオンヌ・ワーウィック
- ティト・ジャクソン
- ティナ・ターナー
- ハリー・ベラフォンテ
- ヒューイ・ルイス & ザ・ニュース
- ビリー・ジョエル
- ブルース・スプリングスティーン
- ベット・ミドラー
- ポインター・シスターズ
- ボブ・ゲルドフ
- ボブ・ディラン
- ポール・サイモン
- マイケル・ジャクソン
- マーロン・ジャクソン
- ライオネル・リッチー
- ラトーヤ・ジャクソン
- ランディ・ジャクソン
- リンジー・バッキンガム
- レイ・チャールズ
言ってみれば伝説のオールスターです。
代表曲が「We Are The World」
のっけからライオネル・リッチーが聴かせてくれますが、やっぱりサビのマイケル・ジャクソンですよね。
これだけ錚々たるメンバーの中でも、唯一無二の澄み渡るような歌声。一気に惹きつけられます。
驚くのが、これだけの多くのアーティストの独唱やコーラスが入り混ざった一曲なのに、たった一夜で収録されているということです。
そんな奇跡のような一曲が収録されていますが、そのほかにも収録されている曲も多く聞き応えのあるアルバムです。
「We Are The World」以外の曲は、アーティストによる楽曲提供です。
楽曲提供
- スティーヴ・ペリー:If Only for the Moment, Girl
- ポインター・シスターズ:Just a Little Closer
- ブルース・スプリングスティーン & Eストリートバンド:Trapped
- ノーザン・ライツ(ブライアン・アダムズ、デイヴィッド・フォスター): Tears Are Not Enough
- プリンス:4 the Tears in Your Eyes
- シカゴ:Good for Nothing
- ティナ・ターナー:Total Control
- ケニー・ロジャース:A Little More Love
- ヒューイ・ルイス & ザ・ニュース:Trouble in Paradise
おわりに
この「We Are The World」は、2024年に『ポップスが最高に輝いた夜 (The Greatest Night in Pop)』というドキュメンタリーがNetflixで公開されました。
アルバム制作の裏側などを記録したものです。
その中でのシンディ・ローパーがスターに囲まれて緊張しながらも興奮している様子などがみられ、すごく可愛らしかったのも印象的です。
今年は長い9連休。残りのお休みで是非見てほしいオススメの一本です。
レコード情報
USA for AFRICA – We Are The World
リリース:1985年
レーベル:CBS SONY
規格:12インチLP アルバム
stereo 33RPM
コメント
明けましておめでとうございます
このメイキング、見ました。
シンディが身に付けていたアクセサリーのチャラチャラ音をマイクが拾って、録り直しになったんですよね。
彼女、“我が道を往く”(今の朝ドラ風に言ったら“好きな事は貫け”ですかねー?)がアダになった様で…😂
明けましておめでとうございます。
コメントもいただきましてありがとうございます。
ブレスレットがじゃらじゃら音を拾っちゃってNGになったんですよね。
それで彼女は「ごめんなさい」と、周りのみんなは笑っているんですよ。
ここのシーン、すごく微笑ましいという感じですよね。
あと、当日は彼女も周りがスーパースターばかりで舞い上がっていたみたいですね。