初めて買ったCDが長渕剛の「いつかの少年」でした。
長渕剛/いつかの少年
中学の何年生だったかは覚えてないんですが、場所は三軒茶屋のキャロットタワーの中にあるTSUTAYAです。3枚組のベストアルバムで、「とんぼ」と「RUN」を聴きたくて買ったことを覚えてます。
その時(正しくいうと少し前ですが)から、長渕剛が好きでしたね。
当時は5,000円ぐらいしたと思うアルバムなんですが、中学生にとってはなかなかの金額で「元を取れ」とばかりにリピート再生をしてました。
最初はデビュー当初の曲「純恋歌/夏祭り/俺らの家まで」とかの、透き通った声の時代の歌が気に入っていたんですが、何がきっかけだったのか覚えてないですが「TIME GOES AROUND/HOLD YOUR LAST CHANCE」などの曲がカッコよく思えてきたのを覚えてます。
長渕剛の時代区分(勝手に。。。)
長渕ファンの方が聞いたら、長渕キックを喰らうかもしれないんですが・・・
個人的に長渕には大きく分けて3つの期間があると思っていて「ヨカ渕・ワル渕・ダメ渕」
- ヨカ渕は、前述しました“透き通った声”の時代。歌詞も“僕”であったり、少し照れ隠しでオイラと言ったり・・・女のケツを追っかけているような雰囲気もある時代。
- ワル渕は、声が少しガラガラしてきていて、何がきっかけなのかは分からないが“男”を意識した感じ。歌詞も“俺”とかになってくる。悪ブル=カッコいいみたいなことが感じられたりとか・・・
- ダメ渕は、歌に少しずつ暴力的な要素が感じられ、不倫だ!クスリだ!と世間を少し騒がしたりしていた。
勝手にヨカ渕時代の代表曲
勝手にワル渕時代の代表曲
勝手にダメ渕時代の代表曲
まあ、当初はこのダメ渕時代の曲が好きだったんですけどね笑(ダメと書いていますが、これはこれで良いんですよ)
「いつかの少年」を聴いているうちに、この少しずつ変わってきている長渕のいわゆる“ワル渕”時代の曲がお気に入りになってきました。
「今の声で、今の気持ちで」
当時はネットなんてものは無い時代なので、何でそれを知ったのか覚えてないんですが、「今の声で、今の気持ちで」という長渕の思いで作ったというアルバムがあることを知りました。
それがこのアルバムです↓↓↓
長渕 剛
NEVER CHANGE
1988年
このアルバム、セルフカバーアルバムなんです!
何がどうセルフカバーなのかというと、“ヨカ渕”時代の曲を「今の声で、今の気持ちで」で収録し直しているセルフカバー!!!!
歌詞も一部書き直されており、一人称の“僕”が全て“俺”に変わっております。
このミックス感がなんともいえなく好きなんですよ
おわりに
アルバムタイトルの『NEVER CHANGE』ですが、後にリリースされるシングル曲「NEVER CHANGE(1988年)」のタイトルとなっておりますが収録はされていません💦
また、一時期までオフィシャルHPのタイトルとしても「NEVER CHANGE」という言葉が使用されていました。
多分このアルバム制作の時に込めた「今の声で、今の気持ちで」ということを「ネバーチェンジ」という思いで表しているんだと思います。
レコード情報
長渕剛 – NEVER CHANGE
リリース:1988年
レーベル:東芝EMI
規格:12インチLP アルバム
stereo 33RPM
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