今から30年近く前の話ですが、当時高校生だった私はプロレスにどハマりしていました。
特に”親日”こと新日本プロレスに熱狂的にのめり込んでおり、一時期は高校を卒業したら本気で入門しようかと思ったほどです💦
今にして考えれば「青いなぁ」と思うほどですが、それほどの熱量を持っていたのは確かです。
毎週土曜日の深夜に放送するテレビ朝日の「ワールドプロレスリング」は欠かさず見ており、コンビニでは週刊プロレスや週刊ゴングを立ち読みしていました(当時はコンビニ立ち読みができていたんですよね)。
きっかけは
もともと、父親がプロレスが好きだったもので、放送がある時間帯はよくテレビでプロレスを見ていました。
ただ、その時はあまり興味がなくただただ流れている試合をぼけ〜と見ていただけでした。
そんな自分を一気に引き込んだのが、伝説の10.9東京ドーム大会での一戦!
IWGPヘビー級タイトルマッチ 武藤敬司 vs 高田延彦
この一戦をテレビで見て、武藤敬司ファンになったのです。
昔から、一度ハマると一気に熱量が増してしまう性分なもので、そこから近所のTUTAYAに行ってプロレスのビデオを借りては見て、借りては見て・・・の繰り返し。
そんな中で出会った一曲がこちらです↓↓↓
武藤敬司の入場曲として使われていた、EUROPEの『The Final Countdown』です。
この曲は、武藤敬司の2代目入場曲でして調べてみたら1986年から1990年ぐらいまで使用していたみたいです(ちなみにその期間は、武藤敬司ではなくリングネームが『スペースローンウルフ』でした)。
なので、実際にこの曲が入場曲だった時代はプロレスは見ていないんですが、何本も何本もプロレスビデオを見ている中で出会って、メチャクチャカッコ良い曲だなぁと思っていました。
当時は、各選手の入場曲をまとめたCDなんかも発売されており、確かですがその中にも収録されていたのではないかと思います。
レコードとの出会い
そんな青春の1ページを彩った一曲ですが、ついこの前タワーレコード渋谷店でディグっている時に、発見をしてしまい懐かしさの余り購入をしました。
EUROPE
The Final Countdown
1986年
正直、お店で見た時もEUROPEで反応をしたのではなく、アルバム名であり表題曲である『The Final Countdown』という名前にピンッときたのが本音です。
コレは!もしかして・・・
すぐにYouTubeで確認をして、「やっぱり武藤の入場曲だ!」ということを確認して購入。
なのでEUROPEというバンド名は知ってはいましたが、意識はしていませんでした。
ターンテーブルにセット、針を落として一曲目であるこの曲がスピーカーから流れた時のムフフ感は、いっときではありますが、プロレスに熱狂していた頃に戻ったような感覚です。
そんななので、他に収録されている曲は全く知らないんですが、じっくり聞いてみると曲調がメタルでビックリしました。
おわりに
先ほども書きましたが、入場曲として使われていたのが1990年までです。
その後は、『HOLD OUT』『TRIUMPH』と変遷していく(95年の高田延彦戦の時はTRIUMPHが使われています)のですが、このファイナルカウントダウンの使用を辞めた理由が
アメリカでストリップを見に行った時に、女の子がその曲を使って踊っていて嫌になったため。(Wikiより)
なんとも天真爛漫な武藤敬司らしい理由ですよね。
プロレスラーとして天才的な選手ですが、そんな一面も大好きな理由だったりします。
レコード情報
EUROPE – The Final Countdown
リリース:1986年
レーベル:Epic
規格:12インチLP アルバム
stereo 33RPM
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